第11回肺がん医療向上委員会

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今回は、肺がん闘病中で「肺がん患者の会 ワンステップ！」代表として活動する長谷川 一男さんと昨年の世界肺癌学会よりAdvocates Travel Awardを受賞し、参加された山岡鉄也さんをお招きし、特別講演を企画しています。

長谷川さんと山岡さんは、日本で初めて全国の肺がん患者会の連携「日本肺がん患者連絡会」の立ち上げに取り組んでおり、患者主体の肺がん医療実現のために患者会の連携だけでなく医療者、学会、各種団体との連携も進めています。

近年、肺がん治療の進歩と共に、世界的にも肺がん領域のPatient Advocacy（ペイシャント・アドボカシー）の重要性が認識されるに至っています。この特別講演では、肺がん領域のペイシャント・アドボカシーの意義、世界的な動向、日本の現状を知る機会となります。是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

＜特別講演＞
『医療者・社会と共に、患者が変える肺がん医療』
澤祥幸（肺がん医療向上委員会副委員長）
肺がん領域におけるペイシャント・アドボカシーの潮流

山岡鉄也（日経BP社）
2010年7月肺腺がん、ステージ4。その後に脳転移や多発骨転移あり。現在も治療中。罹患後日経BPへ復職。がんと就労が両立できる社会を目指しその環境整備をライフワークとしている。千葉県がん対策審議会就労支援部会専門委員。第16回世界肺癌会議のAdvocates Travel Awardに日本人で初めて選考される。本年より国際肺癌学会PatientAdocate委員。日本肺がん患者連絡会メンバーの一員でもある。
　　　　　　
長谷川一男（肺がん患者の会ワンステップ！代表）
39歳で肺がん発症。ステージ4。現在7年目に入り、治療継続中。昨年4月に肺がん患者の会ワンステップ！を立ち上げる。会が大切にしていることは「分かち合い」と「知って考える。」日本肺癌学会と連盟で要望書を厚生労働省に提出。2ヶ月に1回のペースでおしゃべり会開催。HPとブログにて、様々なテーマで情報発信しています。全国の肺がん患者会の連合組織である「日本肺がん患者連絡会」所属、代表。